活動内容


農林水産省 植物工場 実証・展示・研修事業 千葉大学拠点の研修講座に参加した、受講生有志による「植物工場基礎講座継続勉強会」を2011年に立ち上げ活動開始。

2013年に名称を「21世紀養液栽培研究会」と変更し、閉鎖型、太陽光型施設を問わず、養液栽培に全般に関する勉強や情報交換を行うことを目的とし継続活動。

21世紀養液栽培研究会では、様々な講義、現場や展示会視察、交流会などを行います。

登録受講生の紹介制により、何方でも自由に参加をすることが出来ます。 当研究会は、営利を目的としません。



2012/08/13

第5回継続勉強会開催報告①

第5回継続勉強会は、727日金曜日に開催されました。
今回の開催場所は、前半が東京都中央卸売市場築地市場。
後半は、各自自由視察で東京ビッグサイトの施設園芸・植物工場展2012(GPEC2012)でした。

参加者は、20名の定員を超える方々の参加を頂きました。
開催日当日の天候は快晴で、朝6時半の集合時点ですでに30℃近い気温となりました。

am6:30に、築地市場青果門前に集合しました。
東京シティ青果様が、集合場所にこんな大きなポスターを貼っていただきました。



am6:30am7:30頃 築地市場青果部場内を見学視察しました。
地図右下の緑の枠内が、青果部の敷地になります。
もちろん、通常は関係者以外立ち入り禁止の場所になります。






場内をくまなく案内をしていただいた、東京シティ青果の藤波雅人様です。


場内は、ひっきりなしにフォークリフトやターレットや台車などが忙しく通り過ぎます。
荷物の間を邪魔にならないように通り抜け視察をさせて頂きました。
市場の1日の取扱数量は約1000t。
10tトラックで100台分の野菜や果物がこの市場入荷され、販売出荷されていきます。
種類としては、約300近い数が取り扱われているそうです。
(写真はクリックすると少し大きくなります。)





場内は、野菜の鮮度を保つために冷房が完備されていました。
これだけの広さを効かせるのは、大変なことだと思いました。

頭上には大きく「ピーマン売場」「きゅうり売場」などとプレートが掲げられていて、
集まった野菜が大きく仕分けされていました。
「促成売場」という聞きなれないプレートがありました。
促成野菜とは、温室栽培などで季節を先取りして販売される野菜などだそうです。

空豆の収穫時期は、4月から6月と言われているのに、冬の時期に九州産などの空豆が出回っているのを見かけるのは、こういう売場があるからなのだと思いました。  



競り(セリ)にかけられる前の野菜は、このように箱が開けられ中身を確認することが出来ます。


そして、セリが終わった商品は、買手の番号や金額などが明記され出荷されていきます。



報告②では、セリの様子をUPします。