活動内容


農林水産省 植物工場 実証・展示・研修事業 千葉大学拠点の研修講座に参加した、受講生有志による「植物工場基礎講座継続勉強会」を2011年に立ち上げ活動開始。

2013年に名称を「21世紀養液栽培研究会」と変更し、閉鎖型、太陽光型施設を問わず、養液栽培に全般に関する勉強や情報交換を行うことを目的とし継続活動。

21世紀養液栽培研究会では、様々な講義、現場や展示会視察、交流会などを行います。

登録受講生の紹介制により、何方でも自由に参加をすることが出来ます。 当研究会は、営利を目的としません。



2012/08/14

第5回継続勉強会開催報告②

7時を目安にセリが始まります。
写真向こうに見えるのが、セリ台と言われている場所になります。


分かりにくいと思うので、横から見た写真をご覧ください。
向かって左が売り手側。右側が買い手側となります。
(写真はクリックすると少し大きくなります。)



こちらはピーマン専門のセリ台です。




藤波様が、セリの時に使う「指文字」について、そのいくつかを教えてくださいました。
指文字は市場によって若干違いがあるそうです。
ですから、築地市場の指文字を使っても太田市場では通じないことがあるということになります。


セリが終わったあと、本日の入荷量や価格について説明をしてくださいました。
そのほか、静岡メロンのランクなどについてもお話していただきました。
富士→山→白→雪とランク付けされているとのことでした。
写真に写るメロンの多くは白でした。



こちらの光景は、相対と言われている取引になります。
セリは、一度にたくさんの買い手にいくらで買うのかを競争させ、高値の人に売る取引になります。
そして相対は、売り手と買い手が交渉して値段を決めるやり方になります。



こちらの写真は、卸売市場のすぐ隣に併設されている仲卸市場になります。
卸売市場で競り落とされたものは、すぐにこちらに移動されていきます。


場内を見学した後、屋外の敷地を視察しました。
溢れんばかりの荷物が、外にまでたくさん置かれていました。
築地中央卸売市場は、建てられてから、増築や整備を繰り返してきているので、
とても使いづらそうでした。市場全敷地23haの内、使用率94%。
平成26年の豊洲移転を目指して整備が進んでいるのは、こういった理由もあるのだと思います。
(写真はクリックすると少し大きくなります。)



こちらが豊洲に移転した時の完成予想図になります。



報告③では、場内見学後の意見交換会の様子をUPします。